肥満
ダイエットをしたい方は、そもそも肥満について正しく理解していますか?
肥満の基礎を理解して、ダイエットに役立てましょう!
脂肪を溜め込む倹約遺伝子
日本人は、倹約遺伝子という食べ物を効率よく脂肪に蓄える遺伝子を持つ人の割合が、欧米人よりも多いとされています。
この倹約遺伝子のため、脂肪を溜め込みやすく、太りやすくなっているのです。
すなわち、欧米の人と同じ食事をしていると、肥満になる可能性が高まります。
BMIによる肥満の判定
国際的な肥満の判定としては、BMI(Body Mass Index)が用いられています。これは次の式で求められます。
BMI=体重(kg)÷身長(cm)÷身長(cm)
BMIが25以上になると肥満と判定されます。
また、理想のBMIは22とされています。
よって、理想体重は次のようにして求められます。
理想体重(kg)=22×身長(cm)×身長(cm)
体脂肪率による肥満の判定
BMIは肥満チェックの指標の一つでしかありません。
実際に肥満かどうかは、体脂肪率で決定します。最近では家庭用のヘルスメーターでも簡単にチェックできます。
体脂肪率による肥満判定
性別・年齢 | 適正範囲(%) | 肥満と判定される値(%) |
---|---|---|
男性・30歳未満 | 14〜20 | 25〜 |
男性・30歳以上 | 17〜23 | 25〜 |
女性・30歳未満 | 17〜24 | 30〜 |
女性・30歳以上 | 20〜27 | 30〜 |
肥満の種類
肥満は脂肪の付く場所によって二種類に分かれます。
内臓脂肪型肥満
- 男性に多い
- 別名「隠れ肥満」「リンゴ型肥満」
- 生活習慣病になりやすい
- 食生活の改善により、脂肪を減らしやすい
皮下脂肪型肥満
- 女性に多い
- 別名「洋ナシ型」
- 脂肪を減らしにくい
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