基礎代謝
体温維持、呼吸、脳や心臓の活動など、生命を維持するための最小のエネルギー消費を基礎代謝といいます。
つまり、寝ていたり、安静にしていたりする状態でのエネルギー消費です。
基礎代謝の量を基礎代謝量といいます。
基礎代謝量の特徴
- 同じ条件なら、体の表面積が比例する。
- 同じ体重なら筋肉量の多い方が高い。
- 女性より男性の方が高い。
- 20代男性の平均…1300〜1600kcal
- 20代女性の平均…1100〜1200kcal
- 老人より若者の方が高い。
- 夏より冬の方が高い。
- 睡眠中より置きている方が高い。
筋トレで筋肉を上げれば基礎代謝が増え、痩せやすい体になるというわけです。
安静時と運動時の代謝の考え方
安静時代謝量
椅子に座ったり、一定の姿勢を保つためのエネルギー消費量を安静時代謝量といいます。
安静時に使われる緊張エネルギー量に基礎代謝量を足すことで得られます。
運動時代謝量
運動、作業や労働を行うためのエネルギー消費量を運動時代謝量といいます。
運動時の代謝量に安静時代謝量(緊張エネルギー量+基礎代謝量)を足すことで得られます。
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