ダイエットは毎日記録をつけることが何よりも大切
日々自分の姿を鏡で見てもなかなか「やせた」と目に見て分かるようにはなりません。
そこで、まずは毎日体重を測定して、グラフ化してみましょう。数字はとても正直です。
日々付けたグラフが緩やかに右肩下がりになっていくととても気持ちいいものです。
グラフのメモリは先の通りわずかな変化が分かるように、10g〜100g刻みがお勧めです。
- 朝、夜決まった時間に測定
- 忘れた時はすぐ測る
- 1カ月で減らす目安は3kg、つまり1日に減らす目安は100g程度です
理想は右肩下がりのグラフ。もし、一時的に上がったり、グラフががたついたりするような線を描いていた場合は日々の食事に問題や、運動が不足がちだったことが証明されます。その日の食事や、運動方法を思い出して見直しグラフを整えるところから始めましょう。
【記録例】
まずは毎日記録を付けよう!
お腹の写真を撮る
体重のグラフ同様に記録をするのが好ましいものに「お腹の写真」があります。数字だけでなく見た目で変わって行く様子が分かるからです。
しばらくぶりに遭った友人の顔の変化は気が付けますが、日々鏡で見ている自分の変化はなかなか気が付けないものです。
今は携帯、スマートフォンでも簡単に撮れます。
例えば写真は毎週日曜日の夜、など撮影の頻度は体重計測よりも下げてもらって大丈夫です。同じアングルで撮影するようにしましょう。
後日、その写真を並べて見たときが楽しみになるはずです。
Giベルトを使った記録の仕方
穴のないタイプのベルト(Giベルト)はダイエットに役立ちます。
日々これを着用して、ちょうどいい締め具合のところでベルトの裏にマジックで日付を書いていきましょう。
そうすることで、少しずつ痩せていっていることが分かるようになります。
グラフや写真にコメントを入れる
グラフの中に「コメント欄」を設けることをお勧めします。基本的に人間は食欲を有していますから、ついつい食べ過ぎてしまうという事もあります。
そこで、このコメント欄は「反省」よりも言い訳を書く方向にしてしまいましょう。
反省を書いてしまうとダイエットはいつの間にかやらされてる感でいっぱいになり、最悪挫折に陥ってしまいます。
この欄は、あくまで弱い自分だけど、日々少しずつ頑張っている…とプラスに作用するような欄なのです。
挫折を回避し日々を重ねていく心を持ち合わせることが何よりも大切なのです。
コメントを入れて挫折を回避しよう!
記録する時間の決め方
記録する時間は固定されていた方が望ましいのですが、夜8時など時刻そのものを決めるのは社会人にとってはなかなか難しいかと思います。
そこで、生活習慣の中に絶対外せない状況にその測定時間を設けるのをお勧めします。
例えば夜ならば「寝る前」、朝ならば「起きた直後」など。
あくまで一例です。別に食事を摂ってしまった後でも構いません。
その際は、「ごはん○○g、味噌汁○○g…」と言った具合で食べてしまったメニューを計算し、測定された体重から逆算すればいいのです。
食事をしてしまっているかどうか、ではなく「同じ状況で測定する」ことに意味があります。
排出と体重の関係
人間は1日で平均100〜250gを排出する生き物です。測定体重測定にあたり、排出前後で結構な差が出てきます。
例えば排出後に測定と決めていてもなかなか出てこない事もあるでしょうから、測定に悩まされる場合もあります。
胃や大腸は、起床後に食物が入ると活動が活発になる為、食後の方が排出しやすいことが分かっています。
そこで、食べた後に排出した場合の体重の計算方法を記載します。そのためには下記1〜3の3回計測します。
1.<食事前の排出なしの状態>の体重
2.<食事後の排出なしの状態>の体重
3.<食事後の排出ありの状態>の体重
1−(2−3)で「<食事前の排出ありの状態>の体重」(つまり、一番軽かったであろう状態)が算出されます。ただあまり正確な測定にこだわっていると、面倒になって記録が続かなくなることも考えられますので、ほどほどにしておくとよいでしょう。
見た目の変化を気にしない
その日の体調ひとつで体重は変わるものです。しかし、見た目はそれほど変わりません。
例えばウエストが一番分かり易いのですが、体重1kg減ったところで目に見えた変化は起きません。
だからこそ、体重計を用いて日々測定することが大切なのです。
一喜一憂しないようにしましょう。